[Unity] アニメーションを作成・再生する方法。

(2022/08/11)
アニメーションを作成・再生する方法

使用したUnityのバージョン:2020.3.30f1

この記事では、アニメーションクリップ・Animatorコンポーネントを使用して、アニメーションを作成、再生する方法を書いています。

オブジェクトの準備

アニメーションを再生させたいゲームオブジェクトを用意します。
今回は例としてCubeを使います。

AnimatorControllerとAnimatorコンポーネントの準備

①まず、AnimatorControllerを用意します。
Assets→Create→Animator Controllerの順に選択し、Animator ControllerをクリックするとAssets内にAnimator Controllerが作成できます。今回は名前をCubeAnimaConに変えています。

②次に用意しておいたCubeに、Add ComponentをクリックしAnimatorをクリックします。

アニメーションを作成・再生する方法。

③下の画像のように、①で作成したAnimatorControllerをAnimatorコンポーネントにドラッグ&ドロップします

アニメーションを作成・再生する方法。

Animation Clipの準備

①AnimatorControllerを作成した時の同じように、Assets→Create→Animationの順に選択し、AnimationをクリックするとAssets内にAnimation Clipが作成できます。今回は名前をCubeAnimaに変えています。

②Window→Animation→Animatorの順に選択し、Animatorをクリックすると下の画像のようにAnimator Controller ウィンドウが表示されます。

アニメーションを作成・再生する方法。

③作成したAnimation ClipをAnimator Controller ウィンドウにドラッグ&ドロップすると、下の画像のように、EntryからCubeAnimaに矢印(Transition)が伸びているはずです。

アニメーションを作成・再生する方法。

これでゲームが再生されるとアニメーションも再生されることになります。しかしこのままではゲームを開始しても何も起きません。Animation Clipに何もアニメーションが登録されていないからです。

アニメーションの作成

いよいよアニメーションを作成します。まずWindow→Animation→Animationの順に選択し、Animationをクリックすると下の画像のようにAnimation ウインドウが表示されます。編集するAnimation ClipがCubeAnimaになっていることを確認してください。

アニメーションを作成・再生する方法。

①レコードモードをオンにするために、Previewの横の赤い丸をクリックします。

②0.30のところをクリックしてCubeのScaleの値をx、y、zをそれぞれ3に変更します。この時0:00と0:30にKeyが追加されているはずです。

③0:00の時のKeyをコピー(command+C)して、1:00のところでペースト(command+V)します(1:00のところを選択してScaleの値をそれぞれ1に戻しても結果は同じです)。

アニメーションを作成・再生する方法。

これで、完成です。ゲームを再生するとCubeが大きくなった後に、元の大きさに戻っていくアニメーションが再生されるはずです。

おまけ:アニメーションのループ

先ほど作ったアニメーションは一度しか再生されませんが、アニメーションをループさせたい場合はCubeAnimaを選択して、Loop Timeにチェックを入れればアニメーションが繰り返し再生されます。

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