UnityのConstraintコンポーネントは、ゲームオブジェクトの位置、回転、スケールを他のオブジェクトに制限することが出来るコンポーネントのことです。例えば、親子関係を持っていないオブジェクト同士でも、片方のオブジェクトを動かしたらもう片方のオブジェクトも動くなどのことが実装できます。
Constraintコンポーネントは、以下の6種類があります。詳しくはUnityの公式ページで確認できます。
ここでは例として、Scale Constraintを使っています。まずHierarchyから3D Object→Cubeを選択し、名前をObjectAに変更します。同じようにもう一つCubeを生成します。こちらは名前をObjectBに変更します。
次に、ObjectBを選択しInspector ウィンドウで Add Component ボタンをクリックし、Scale Constraintコンポーネントを追加します。
追加されたScale Constraintコンポーネントには、Sourcesに何も設定されていないのでここに、ObjectAを設定します。その後、Activateをクリックします。
この状態で、ObjectAのScaleを変更すると同じように、ObjectBのスケールも変更されます。
親子関係は使いたくないけど、親子関係を持っているような動きをさせたいときに、役立つのでぜひ使いこなせるようになってください。